競吟

今日は32回岳勝会吟道大会が午前9時から午後4時まであった。1年に1回あるので昭和47年ごろから始まっている。

詩吟が三好市で盛んなのは、宮尾氏が広めたことによる。彼は東京へ丁稚奉公に行って、木村氏から詩吟を習った。戦争で地元に帰ってきて、戦後地元旧池田町の旦那衆に教え始めた。それが今では3つの派閥を持つ組織へと成長した。1つの派閥には約80人の会員がいるから、300人近い会員がいることになる。宮尾氏の教え子はあちこちに引っ越して、今では香川県、愛媛県、高知県にも広がっている。姉妹会と称して、毎年大会も開いていた。宮尾氏が亡くなって、もう10年以上になると思う。亡くなったのは90歳前後だろうか。

競吟とは、詩吟を吟じて、その優劣を決める大会のことである。中国・四国大会、全国大会とある。一人の人間、明治32年長野県諏訪市に生まれた木村氏が、これだけに広げたのである。まさに継続は力なりというところだろうか。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

2014年6月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ