陵水会
私は陵水会38期生の会員である。陵水会とは滋賀大卒業生の会である。今の学長は佐和隆光氏、去年創立90周年を迎えた。「わが青春の彦根」に投稿した。
丹羽宇一郎氏の創立90周年記念講演会があったそうである。彼は次のように述べています。
日中の平和な関係なくして、今日のアジアはなく、今日のアジア全体の経済発展はなかっただろうと思います。
日中韓3国の首脳会談を実現させるべきだと思います。ここで不戦の誓いをするというのが現状打開の唯一の道だと、いま私は提言しているのです。あとは、3つの交流をする。青少年の交流、都市間の交流、経済の交流。
中国は、世界の製造工場から世界の市場へとはっきり大きくかじを切った。
中国の現在の国家予算に占める教育費の割合は、国防費の約3倍です。国防費7500億元に対して、教育費を23000億元投入しようとしています。一方、日本の教育費について、佐和学長が嘆いています。日本の大学の貧困こそが問題だと。
大学の進学率においても、日本は51%、アメリカ・イギリスは6割・7割の方が大学進学しているそうです。
怒りというものは、若者の特権です。最近は、社会的な面、政治的な面、あらゆる面でまったく怒りがない。大人も怒りを忘れている。怒りを忘れたヒツジの群れになってしまっては、日本の経済は決してうまく回ることはないでしょう。
人は仕事で磨かれ、読書で磨かれ、人によって磨かれる。自分の心にうそをつかないで、忠実に行動しなさい。
タグ
2014年10月10日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:ブログ