指導者の連携
貞光のお月見の写真です。竹筒の外は黒、中は赤や黄色に色を塗って、ロウソクを立てただけの単純な構造ですが、とてもきれいでした。
今日は三好市消費者協会の役員会をして、15時から三好市警察署生活安全課へ行って、10月15日に県下一斉に行われる詐欺防止キャンペーンの打ち合わせをしました。加茂のマルナカで11時から、三好市のフレスポで13時から行うことを決めました。
図書館で借りた本、日本の選択、イギリスのジャーナリストの書いた本ですが、さすがにイギリスに有利な日本の選択を提示していると思いました。
もう1冊は、宗教弾圧と国家の変容、副題にオウム真理教事件の「罪と罰」とあり、2014年11月に行った森達也氏と磯川全次氏の対談形式の本です。
イワシやムクドリは自然発生的に集団がひとつの生きもののように動くけれど、言葉を持つ人間の集団は号令を求めます。つまり強いリーダーが欲しくなる。
こうしてオウム真理教事件以降、社会がある意味で「オウム化」したと思います。それはもちろん、ナチス・ドイツ化でもいいし、文化大革命時代の中国化でもいい。つまり集団化ですから。
その時に燃料になるのが「危機意識」です。そしてこれはまさしく、事件を起こす当時のオウム真理教にも充満していました。
自分たちは攻撃されているとの過剰な危機意識を保持したからこそ、反撃を正当化できるわけです。つまり正当防衛です。
20世紀以降の戦争のほとんどは、侵略ではなくて自衛戦争です。自衛だから大義がある。でも実のところは互いに自衛だと思い込んでいる。まさしく今の日本の合わせ鏡です。
北朝鮮が、韓国が、中国が、と言って、安保法制が成立しました。
危機意識を醸成しているのが、コミュニケーションの遮断だと思います。
私は世界の指導者の中で、アメリカのオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相を最も優れた指導者として尊敬しています。スノーデン事件は3者のコミュニケーション遮断だったのではないかと考えたのですが。
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2015年9月28日 | コメント/トラックバック(0) |
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