差別はまだ残っていた
今日は10時に歯医者へ行き、11時半に井川町の図書館へ行きました。図書館は2階、1階で吉岡浅一メモリアル展が開かれていました。吉岡先生には郷土史会でお世話になったので、懐かしくて見学しました。吉岡先生の功績に驚きました。曽我部文庫も吉岡先生が中心になって、ここに整備したのだろうと思います。
図書館で週刊誌を見ていると、面白いことが書いていました。
逃げるに限る、もうすぐ2学期、学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。1日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館を思い出してね。
藤巻健史氏の「ガソリン代を大幅に値上げし、定額にすればデフレ脱却する」という説も面白いと思った。1.再生エネルギーが開発促進される。2.税金が増える。3.地球温暖化防止に貢献する。4.インフレが加速する。こんないいことだらけの藤巻理論を実践する人はいないのだろうか。
南沙諸島をめぐる米中の緊張も、ただの見世物、日本は巻き込まれるな、と笑っていた。こんな本を読むと、緊張が取れる。
13時半から3階で講演会があった。これに出席するために図書館で時間をつぶしていた。題は「ぬくもりを感じて」中倉茂樹さんの講演だった。
差別とは人を人と認めないこと、強くなるためには自分の弱さを語ることしかない、同和問題学習とはすべての人が幸せになるための勉強
1日7500円で働く38歳の安全警備員で子供3人、奥さんは助産婦、という彼の経歴をきいて、なんだ、だれでも結婚でき、子供を持てるじゃあないかと思った。安月給では結婚も子供を持つこともできないと言った者は出てこいと思った。
あの箱回しをしている辻本さんが同和地区の人だということも、初めて知った。辻本さんから同和の話はきいていたが、他人事のように話していたように思った。彼は「あの人は、高校時代からすごい人で、あこがれていた」とも言った。そして、今だに結婚差別があり、その差別のすごさを初めてきいて驚いた。子供を隔離したり、大勢で脅し・泣き落としをするのだという。
同和の話というと、わかりきったことを言うと、アキアキしていたのだが、今日の話は面白かった。ちなみに、今日の講演が同和の話だとは知らずに参加した。
講演が終わると、なでしこ祭りを見に、辻小学校へ行った。最近の学校は廊下が広くきれいなのに驚いた。生け花展を見たり、抹茶をよばれたり、たこ焼きやモチや焼きそばを買った。
家に帰ると水が出ない。これには驚いた。時間が遅かったので、一時は明日まで待とうと思った。しかし、たまたま目にした「水道量水器の交換について」の案内に水道課の電話番号が書いてあったので電話してみた。水道の元栓が閉まっているのではないかと言うので、調べてみると元栓が閉まっていて解決できた。
今雨が降っている。明日は水やりをしなくていい、と思うと、これまたうれしい。幸せな1日に感謝。
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2015年11月7日 | コメント/トラックバック(0) |
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