行政とは

三縄駅に咲いていた桜です。外灯に照らされて幻想的な雰囲気でした。4月初めころの写真です。

昨日は脇町にある徳島県西部総合県民局・保健福祉環境部・美馬へ行ってきました。世直し釜のデモンストレーションをするには、どういう申請書を出せば良いのか相談するためです。

前もって、廃棄物の処理に係る許可申請等の窓口について、徳島県優良産業廃棄物認定制度 平成29年度第1回申請受付について、大気汚染防止法等に基づく申請一覧、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、ダイオキシン類対策特別措置法などを読んだ上での相談です。こんな法律を読んでも申請の方法などわかりませんでした。

パンフレットを見せて、「1日の処理量は御社のニーズに合わせて受注発注可能(0.5㎥~5.0㎥)」と書いてあるのに、処理量の重さがわからないので、世直し釜設置の書類受付が可能かどうかわからない、の一点張り。1㎥を1tとは換算できないのだとか。機械の性能の評価をするためには徳島県民環境部・環境指導課へ行けと言われました。

徳島県庁の中にある徳島県民環境部・環境指導課へ行ってきました。

たかが1日のデモンストレーションをするために、アセスメントを添付した設置許可申請書を、関係住民の意見、関係市町村の意見を聞きながら、14万円の手数料を払って申請するのです。個人では無理だと言われました。その通りだと思います。

それでは小さいものはどうかというと、100kg/日以下の場合は設置許可は必要ありませんが、床面積0.5㎡以上ではダイオキシン類対策特別措置法によって、床面積2㎡以上の場合は大気汚染防止法によって、年に2回の検査が義務付けられているのだとか。

パンフレッドに床面積は記載されていませんでした。

浄化槽の年1回の検査に5,000円いるのさえ疑問に思っているのに、ばい煙やダイオキシンの検査までできないと思いました。

行政とは法律に従って国家権力の意思を執行することらしい。

国が間違った法律を作れば、それが行政として、わたくしたちに跳ね返ってくるのです。

改めて、共謀罪や国家機密保護法の恐ろしさを実感しました。

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2017年5月25日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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