エントロピー増大の法則
ここはどこでしょう。覚えていません。
先日、ユーチューブでポルポト時代に親の反対を押し切って少女兵となった女性が20年ぶりに故郷に帰る映像を見ました。革命で住民の惨殺があったのは、ポルポト時代だけではなさそうです。ソ連のスターリンはもっとひどかったようで、しかも成功しています。ロシア人の苦難が偲ばれます。日露戦争とロシア革命は同時期に行われたようで、日本がロシア革命に利用されたという意味で、日本にも責任があるような気がするのですが。
朝日新聞、福岡伸一氏の動的平衡、秩序あるものは無秩序になる方向しか進まない、これをエントロピー増大の法則というそうです。生命を生命たらしめているのは、それが絶えずエントロピー増大の法則にあらがうという特性を持つからだとも。
国を国たらしめているのは、それが絶えずエントロピー増大の法則にあらがうという特性を持つからかもしれない。しかし、一度戦争を始めると、人間の体に癌が増殖して止まらないように軍隊と金銭の増殖は止まらない。今の日本も世界もエントロピー増大の法則にあらがうことができないところに来ている。第3次世界大戦が取り沙汰される所以だろう。悲惨な結末を避けるために私たちは何をすべきか、すべきことは何もない。ただ運命に任せるのみと絶望しています。
人間に一生があるように、国にも一生があるのは当たり前の事。国の細胞の1つとしてエントロピー増大の法則にあらがう方法はあるのだろうか。
夕べ0時ごろだったろうか、ドンという音がして家が揺れた。地震かな~と思ったのだけれど、その後のニュースに地震の報道はない。今朝、家の周りを見回しても、何も起こってなかった。サイバー攻撃って、こんなものだろうか、「正当にこわがること」から始めたいと思ったのですが。
生きることは戦うこと、病気と戦っている人もいるし、貧乏と戦っている人もいる。道を外れないように個人が生き抜くこと、これが国の細胞の1つとしてエントロピー増大の法則にあらがうことだという結論に達したのですが。
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2018年12月20日 | コメント/トラックバック(0) |
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