片付け
私の家にも牡丹の花が咲きました。枯れているのかと思っていました。遅くまで葉も付けなかったのに、ふと見ると花が咲いているのです。
昨日から雨です。長い間散らかしていた2階の和室を片付けました。2013年に滋賀大経済学部に送った「わが青春の彦根」という随筆の原稿が出てきました。我ながら上手く書けていると思ったので、転載します。
生まれて66歳になる今日まで、前だけを向いて走って来たように思います。そういう意味では彦根時代だけではなく、今でも青春を謳歌しています。青春の特権とは、失敗を恐れないこと、無知であること、柔軟であること、未来があること、そして時に無謀であることだと思っています。
私は昭和45年京都薬科大学を卒業後、16年経って共通1次試験を受け滋賀大に入学しました。入学してみると社会人入学制度があって、それで入学した人が数人いましたが、そんな制度があることすら知りませんでした。
政治に関心を持ち、政治家になるためには法学部に行かなければと考え、前年に京大の法学部を受けて落ちました。政治家といえば衆議院・参議院しか頭になく、そのためにはしかるべき大学を卒業しておかねばならないと考えた結果の事でした。今は、政治は法律でなく経済だと思い、経済学部を卒業したことを誇りに思っています。そして今は三好市の市会議員をしていますが、市会を牛耳っているのは、中学・高校の落ちこぼれで、私は浮いていることもお伝えしなければならないことです。
毎年夏休みの終わりに50枚の論文に応募しました。2回生と3回生のとき入賞しました。その時の論文が一生を左右するような結果となりました。3回生の時、知らない先生から呼ばれました。教授の部屋に入ると、私の論文を読んだと言われました。そしてこのような論文を書く人はどんな人か会ってみたとだけ言われました。感想は何も言わず、ただ会っただけ。地味なタイプの先生でした。
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2019年5月1日 | コメント/トラックバック(0) |
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