千財農園
5月8日・木曜日・晴れ
やっぱり私は夢がないと生きられない。何も無理して夢を諦める必要はない。常に夢を持ち続け、努力し続けることで良いのではないかと思った。
今日は国東半島を1周した。国東をクニサキと読めるまでには時間がかかった。私はてっきり、コクバルだと思っていた。まず大分空港を目指した。国道10号線から213号線を通っていると、杵築城に出会った。地図では読めなかったが、キツキと読む。かなり大きな城だった。石田光成の兄の兜が展示してあった。3階の天守閣からの眺望は素晴らしかった。海と干潟が見え、遠く断崖絶壁には武家屋敷が見えた。重光外務大臣の遺品なども展示されていたので、杵築に重光姓は何人いるかと尋ねると、電話帳で調べると7件だと答えてくれた。城の掃除をしている人に、ボランティアか市に雇用されているのか尋ねると、社会福祉協会に雇用されていると答えてくれた。もう政治家の目になっている。
金色に色づいた麦畑を走ったり、海沿いの道を走ったり、雄大な山を眺めながら走るのは爽快だった。ただし、曲がりくねった昔の道は、国道では大方トンネルになっていて、そんなに急いでどこへ行く、と思ったものだ。
最後に宇佐市にある千財農園に行った。藤は盛りを過ぎていたが、広い藤園には驚いた。ここは藤園ではなく茶園で茶の製造工場もあった。藤を見て、ついでにお茶を買って帰ってもらうのだとか。ちょうど5月の連休のころが藤の盛りで、新茶の出るころで、それを計算に入れた上で、事業を展開しているようだった。藤園の下にエビネ等を植えたらどうだろうと、松尾でエビネをたくさん栽培していた家庭を思い出した。これくらいの規模の農業だったら利益がでるかもしれないが、三好市で誰かが音頭を取って、協同組合をつくり、これくらいの規模の農業はできないだろうなあ、などと考えていた。
最後の最後に大分農業文化公園へ行った。考え方は良い。施設も充実している。しかし、普通の考えを持った人がこれほど大規模な施設を運用することは難しい。徳島の遠藤知事時代を思い出した。これを作った知事は今どうしているだろう。こういう大規模な施設を造らないと選挙には当選しない。国道沿いには選挙ポスターばかりが目立った。
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2014年5月8日 | コメント/トラックバック(0) |
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