食糧危機を乗り越えるために??
平成23年7月17日、遅い田植えがやっと終わりました。(7.17写真撮影)
平成23年6月議会でのこと、たまたまインターネットで調べ物をしていた時のこと、バケツ稲の記事を目にした。
バケツで稲が育てられるんだって!!農業をしている同僚議員に、稲の苗の余っているのがあったら、わけてほしいと言ったところ、そんなのないと断られた。
ところが、7月9日に、突然、余った稲苗があるから、いるのだったらあげると言われた。突然で何の心の準備もできてなかったけれども、なんとかなるさ・・・と思って、もらった。
その時、考えたことは、これは稲作農家にとって、商売になるのではないか。例えば、1万円で、稲の苗をセットで売る。売りっぱなしではなく、稲の育て方を教える教授料と脱穀などの手助け、秋には農家が作った米を10kg~20kgを差し上げる。その料金が含まれる。
たくさんの稲苗をもらったので、そんなことを夢みながら、バケツ稲を近所の人に勧めてみた。しかし、だれも興味を示さなかった。一人、稲苗がほしいという人がいたので、半分を差し上げ、いただいた半分を全部植えた。容器はすべてもらったり、家にあったものを使い、野菜の土2袋以外は何も買わなかった。庭の土をふるいにかけ、買った野菜の土を混ぜ、多少乾燥させて消毒したつもりになり、20センチの深さにして、7月10日から、1バケツづつ植え、17日にやっとすべてを植え終えた。その後台風が来て、バケツの水はいっぱいになった。(H23.7.23記)
バケツ稲もずいぶん大きくなりました。お盆の頃から順次、水干しをしています。
今、2つのバケツで水干しが終わったところです。
8月18日の頃は、水干しの最中でした。
水干しをすると、稲の穂が丸くなってきます。
細い葉は枯れます。
水干しの期間は1ケ月ということでしたが、私は、どれくらいの期間行ったのでしょう。
たぶん、1週間くらいかと思います。
11月1日、稲刈りをしました。この写真は稲刈りをする前の写真です。
根本から切らずに、実の入っていそうな穂だけをハサミで切り取りました。
1日で刈り取るのは大変だと思い、2~3回に分けて刈り取るつもりでいました。
ところが、11月1日の夕方、帰って来ると、スズメが稲に群がっていました。
あわてて、残りの稲を刈り取りました。
スズメ除けのテープを稲の上に張り巡らせていましたが、そんなものは役に立たないことがよくわかりました。
スズメ除けのテープは、はじめ黄色かったのが、2ヶ月経って、白く変色していました。
もう、スズメさんに見つけられたので、来年からは無理かなあと考えています。
夏の間は、バケツに水を入れることが大変だったけれども、それ以外は、何の問題もなく、ここまできました。
11月1日、これが、刈り取った稲穂と、皮むき用のゴム手袋で、稲をしごいた玄米です。
刈り取るのが遅かったため、十分乾いているだろうと思って、干さずに、すぐに、しごきました。
思った以上に取れたと思います。
まだ、新米は食べていません。
これらの容器に入れたまま、網に入れて乾かしています。
また、時間ができたら、ビンに入れて、コメツキをしなければならないと思っています。
スズメさん食べに来ないかな、まだ残っているかもしれないのに・・・
と思うのですが、もうスズメを見ることもありません。
また、1本づつ、刈り取って、畑にまきましょうか。
それとも、何かに利用できる??かな??
平成23年11月10日記
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2011年7月24日 | コメント/トラックバック(0) |
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