光陰矢のごとし
久枝さんの子供と孫は、午前9時に帰った。たっぷりと孫に意地悪をしてやった。このごろの子供は意地悪される経験がないので免疫をつけとかねばという親心である。
引き続き家の整理をしていると、古い新聞が見つかった。
2008年1月20日朝日新聞、映画で訴える人間の生命力、フィリッピンのジム・リビラン監督がマニラのスラム街トンドを舞台に少年ギャング団の抗争を描いた「トリブ」。貧困や暴力や抑圧、抜け出せない仕組みの中でもがきながら「どうだ、おれたちはそれでも生きている」という声が聞こえてくる、という。
今日の新聞に「18歳未満の子供の貧困率16.3%」という記事があった。日本の子供たちはどうしているのだろう。負け組という呪縛から逃れられないで自信を失っているのだろうか。私の知る母子家庭の子供たちは皆普通に元気だった。立派に成長して良い家庭を持っている。
「格差はつくられた」ポール・クルーグマンの著作も紹介されている。2008年7月13日付け。こういう米国に近づこうとしている日本。
2007年11月14日に仙石由人氏が朝日新聞に投稿している。政党の路線の明確な変更が、一切の議論もなくリーダー一人の考えで突如浮上し、これに党員が従うことになれば、国民は置き去りにされる。消費税増税はどうだったのか、尖閣の購入はどうだったのか、秘密保護法は、集団的自衛権は、今仙石氏にきいてみたい。たった7年間でこんなにも変わった。
今日の朝日新聞に、「盧溝橋事件 日中共同追悼を」という投稿があった。広島・長崎には米国の大使や大統領まで来ることを要望しているのに、本当に日本は誰も行っていないのだろうか。それはおかしい。
2008年7月13日の朝日新聞に原発立地市町村の4割が原子力安全・保安院の組織の在り方の改善を求めていたとのこと、不信感は根強い。
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2014年7月16日 | コメント/トラックバック(0) |
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