野党の課題
2010年7月18日穴吹川の河原で母子会の集まりがあったときの写真です。バーベキューなどをしました。
今日の新聞にフランス国民戦線党首ルペンさんのインタビュー記事が載っていた。安倍首相はTPP加入で、グローバル経済を目指しているが、フランス国民戦線は日本のような国民国家経済を目指しているのだとか。EUが失敗した経済政策を日本が追いかけていることに戦前を感じる。戦前も欧米が失敗した植民地政策を後追いした。
EUから得たのは、借金と、失業と、アイデンティティ崩壊だけ。EUのせいで、私たちは金融面、予算面、立法面での主権を失い、自分の運命を自分で決めることができなくなりました。ごく少数のEU官僚が、市民の考えに反してすべてを決めてしまう。その結果貧困と絶望がもたらされる。まるでソ連状態。私たちはこれを「欧州ソビエト連邦」と呼んでいます。
これがグローバル経済の結末であり、日本はこれに向かって進んでいるのだと忘れてはなりません。
フランス国民戦線がソ連に近づいているのも良いことだと思います。ソ連に経済制裁をすることによって、ソ連国内の緊張を高めることはEUにとっても脅威となります。中東に石油を頼るよりもソ連に石油を頼った方が、将来のEUのためになると思うのですが。
活動家や党員の中には確かに、愚にもつかないこと、批判されて当然のことをする人が、いないわけではありません。ただ、それはどの政党も同じ。他党だと目立たないだけです。私たちは長年、政界全体を敵に回したために、不当な扱いを受けてきました。
この言葉には日本共産党を思った。日本共産党は、愚にもつかないこと、批判されて当然のことをする人を、排除してきた。しかし、自民党は党内にそういう人を抱え込み、積極的に利用してきた。国にはいろいろな人がいる。立派な人ばかりではない。そういう人たちをどうするか、野党の課題だろうと思う。
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2015年1月27日 | コメント/トラックバック(0) |
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