資本主義
私の家の庭にある”トチノ木”に鳥が巣を作っていました。以前、柿の木にも巣を作っていたことがあり、スズメの巣だろうと言う話を聞いたことがあります。これも、スズメの巣だったのでしょうか。今朝は庭にヤマガラが来ていました。
昨日は西部みんなの9条の会のメンバー8人と共に、15時から辻駅で辻高校生に戦争に関するアンケートをしました。53名のアンケートが集まりました。
高校生と話しするのは面白かった。化粧をしている高校生がいて、何で化粧するの?親や先生に何か言われん?ときいてみた。化粧は授業が終わってから、自分の劣等感を隠すためにするのだと言っていた。化粧をしていても、していないと言い切る高校生もいた。
元高校教師に、高校生の化粧について尋ねると、彼は寛容だった。校則を上から押し付けて、高校生に考えさせないことが悪いと言っていました。
先日、女性連絡協議会で帰りにフジグランへ寄った時に、本を3冊買いました。1冊は、姜尚中氏の「悪の力」、西洋では悪は自分の外にあり、日本では自分の内にあるという違いだろうかと思った。
日本の宗教では人間の自我と欲望が悪の本質であり、虚無とは自我を捨てたようで捨てていない、すべての欲望をあきらめた上で、自我だけは捨て切れない最後のあがきが破壊へとつながる道ではないかと思った。
西洋人ほど楽な生き方はないと思った。神様さえ信じていれば、悪は自分の外にあり、どのような悪徳をしようと、それは神の思し召しであり自分に非はないのである。だから自分を正当化するために悪人を探すことに血眼になる。悪人がいなければ、悪人を作ってでも自分のために戦おうとする。そのためには手段を選ばない。1神教が世界を席巻している理由ではないだろうか。
自我と欲望を無限に膨らます資本主義が悪の培養基だというのは、そのとおりだろう。資本主義の行き着く先は戦争であり、戦争によって資本主義が再生産されるというのも、そのとおりだろう。私たち日本人は、もう少し立ち止まって、考えなければならない。座禅でも組んで、無の境地に浸りませんか。今の日本の指導者に言いたいことです。
タグ
2016年2月25日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:ブログ