友好協力条約
へそっこ公園の舞台です。かっこいいですよね。でも私はもっと実用的なのが好きです。
今日は図書館で借りてきた本、爆買いの正体、鄭 世彬(チェン スウビン)、2016年2月発行の本を読みました。女性かと思って読んだのですが、男性の著でした。
中国、台湾、日本の関係がわかって、本当に面白かったです。子育ての方法についても学びました。子供は親の思う通りには育たない、国の違いを超えて同じです。
中国人も台湾人も、商品を通じて日本を信用しているのに、なぜ、嫌韓・嫌中なんでしょうね。洗脳工作・プロパガンダが頭をよぎります。また、日本の商品をアジアに売ろうと思えば、まず台湾からという説には納得しました。一時は険悪だった中国と台湾の関係が改善された方法も、これからの日中関係を考える上で学ぶことは多いと思うのですが。
もう一度、社会のしくみのかじり方、石川康宏氏の説です。
東南アジアには、社会体制や宗教の相違を超えて地域のすべての国が加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)がつくられています。その特徴は仮想敵を持つ軍事ブロックではない、地域のすべての国による平和の共同体をめざしている。それに対して、北東アジアは、まるで正反対。
ASEANが主導するTAC(Treaty of Amity and Cooperation)は互いへの武力行使の放棄、紛争の平和的解決、内政不干渉、対話と協力の積み上げなどを確認していますが、実は北朝鮮を含め、北東アジアのすべての国が、すでにTACに加入しており、北東アジア版TACの創設は決して夢物語ではありません。
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2016年8月15日 | コメント/トラックバック(0) |
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