爪水虫

写真の川は筑後川に流れて込んでいます。

温熱療法をするにあたって、着替えをし、タオルと水が渡されます。まず足からと、私の足を一目見て、水虫だ、水虫は大腸がんの原因になる、もう遅いと言われました。水虫はどんな薬も効かんのだ、ピロリ菌だってそう、薬を飲んで一時的に良くなっても、また出てくる。ピロリ菌なんて、どこにでもいる菌で、昔は井戸にもいた。

この言葉を聞いて初めて、この先生を信頼しました。私も同じ考えでしたが、言うことも憚れました。私の考えなど一笑に付されると思ったからです。

私の水虫は10年前にさかのぼります。母親がデイサービスに行って、爪を切ってもらい母親がまず水虫になりました。同じ爪切りを使っていた私に移ったのです。

すぐに三好病院に行き、一時は治っていたのです。先生に足を見せ、治ったよね、治ったよね、と喜びました。水虫が治らないなんてウソだろうと思いました。

2年ほど経ったころ、看護師さんに足の爪が黒いと指摘されました。水虫の薬を塗ると爪の色がサッと変わりましたが、三好病院に行っても、水虫ではないと言われて薬もくれませんでした。自分で治すしかないと格闘しています。

5年ほど前だったか、ひと病院の形成外科へ行って爪を半分切り取ってもらいました。爪の下で黒いものがうごめいていました。水虫の薬をつけるとサッと消えました。それは母の大腸にあったものと同じだと思いました。

時々、母に謝ります。デイサービスへ行ったら・・と言ったのも私だし、自分の爪の治療は一生懸命したのに、母の爪は時々忘れた。ごめんなさい!ごめんなさい!と言いながら、でも93歳まで生きたのだから・・・上等よね、と自分を慰めます。

水虫が大腸がんの原因ならば、大腸ファイバーをしても意味がない、と思ったことも、大腸ファイバー切除術をキャンセルした理由です。

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2019年2月5日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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