薬草協会
薬草協会は、元々県が主導して作った。
おそらく、薬草を県の産業に育てるためだったのではないかと推察する。
各地に薬草協会があるが、地域によって活動は様々である。神山町では梅干しを作り販売していたり、七草がゆを作り販売していた。薬湯を販売していたこともある。
しかし、私たちの薬草協会は薬草を知って、食生活に利用し健康な体を作ろうという団体である。
3月25日には、決明子とナタマメの種まきをした。
決明子とは、エビスグサ(決明)の種子の生薬名。目の症状を良くしたり、便秘に良いとされている。種子を茶として飲む。
ナタマメは、江戸時代に薩摩で栽培が盛んで、篤姫に長旅の無事を祈る餞別として送られたとか。昔から膿を出す妙薬と言われており、腎臓に良く、蓄膿症・歯周炎や歯槽膿漏の改善・痔ろうなどにも効果があるとか。食用としては、若いさやを漬け物・炒め物などで食べることが多い。薬効を目的にした場合は、豆を茶にする。ただし、食用とするのは、アカナタマメ・シロナタマメで、タカナタマメ・タチナタマメは毒性が強い。何ナタマメかは知らない。
5月16日・金曜日は薬草園の手入れをした。3月25日に植えた種子の芽は出ていなかった。
次回は6月9日、梅を収穫する。去年は各自で、カリカリ梅をつくったり、うめみそ、焼酎漬けを作って、お互いに試食し合った。
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2014年5月16日 | コメント/トラックバック(0) |
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