日鉄のUSスチール買収
2016年に徳島市へ行く途中に撮った写真です。徳島県にもこのような住宅があったことに驚きです。
7日で建設できるのだとか。暑さ寒さを防げます。災害地にこんな仮説住宅を建てたら、半永久的にどこにでも建てられるのに、と思うのですが、仮設住宅にこんな建物を建てたという話は聞きません。
日本製鉄がUSスチールを約2兆円で買収すると、2023年12月18日に発表したそうである。それに対して、米労組が反対を表明し、バイデン大統領も労組を後押ししているのだとか。トランプ大統領も反対するでしょうね。
日鉄はすぐさま買収を撤回すればよいのに、撤回できない事情があるのでしょうね。おそらく、がんじがらめの契約書のサインがある。日本企業は何度失敗したらわかるのでしょう。相手は反対を知った上の契約なのに。
個人と事業者の契約には様々な消費者保護の法律がありますが、企業間の契約は自由です。企業間でも弱者と強者の間には不平等が存在するのに。
それは軍事力の問題ではありません。あくまでも契約という書類上の問題なのです。政治だけでなく、日本企業の弱さを感じます。
ちょっと考えたのですが、私の妄想を書いてみます。
USスチールは直接日本製鉄でなく、日本政府に買収の話を持ち掛けた。
日本政府が仲立ちとして、USスチールの買収の話が進んでいった。
日本製鉄は日本政府に「おんぶにだっこ」深く考えずに買収の話に乗った。
それで、あのざま、である。
今までの企業買収や東芝の失敗も同じパターンでないかと思ったのですが。
もうそろそろ日本企業は政府から独立して、自分で考える時に来ていると思うのですが。
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2024年2月5日 | コメント/トラックバック(0) |
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